性転換を後悔するトランスジェンダーを支援しているアメリカのNPOの話
保守派や穏健なLGBTからは、トランスジェンダー(特に生物学男性の女性)による犯罪や女性の権利侵害、子供への悪影響、法律で保護を謳うことで逆にLGBTへの差別が助長されることが懸念されている。
駐日米国大使がLGBT法案を制定しろと内政干渉が甚だしいので、それならお前の国はどうなんだということで、アメリカのNPO「セックス・チェンジ・リグレット」のサイトやパンフレットを読んでみた。
このNPOの代表であるWALT HEYER氏は、男性として生まれて結婚・育児を経た後に女性に転換して8年を過ごし、違和感が拭えずに元の男性に戻ったという経歴だ。バリバリの当事者である。そんな人が、安易な性転換を戒め、性転換してしまった人の再転換を支援している。
要約は以下。
- トランスジェンダーは性転換を肯定されなければ90%前後は自然に治る。持って生まれた性別への違和感は、うつ病等が原因だったり、一時的な気の迷いや同調圧力によるものがほとんどである
- 性転換をしても、満足は得られない。むしろ20%は性転換を後悔する。さらに、転換者の自殺確率は一般人の19倍に上り、性別への違和感から生じる自殺を性転換により防ぐという推進派の主張へのエビデンスは無い
- 10代の性転換は薬物の使用によりホルモンを抑える必要があり、これは苦痛と長期的な悪影響をもたらす。性別への違和感に必要なのはジェンダーレスのイデオロギーではなく、セラピストによる心理的療法である
以下の記事を全文翻訳してみた。
DeepLを使って翻訳してみたが不十分だったので、誤りがあれば教えてほしい。
若者を守ろう、有害なホルモン剤と手術をやめよう
私の証言は78年の歳月を経ています。
私は8年間、自分自身を女性として認識していました。
WALT HEYER
主要国が方針を転換
- これまで青少年を医学的に「移行」させることを支持してきた国々が、その方針を大きく転換した: イギリス、スウェーデン、フィンランド、フランス、ノルウェー*。
- 国際的な標準ケアは、性別肯定療法(GAT)ではなく、子どもと家族の心理的評価を含む見守りである。
- 性別違和の自然な経過は、肯定されない限り、85-95%が成人期までに脱却する
各州は診療を制限している
- フロリダ州ではエビデンスを検討し、性同一性障害の青少年に対するホルモン剤や外科的介入の広範な使用を制限しました。
- 他の7つの州では、制限するための法律が可決されました: アラバマ、アーカンソー、アリゾナ、ジョージア、ミシシッピ、サウスダコタ、テネシー*。
- さらに多くの州が手続き中です: モンタナ州、ミズーリ州、ケンタッキー州*。
*2023年3月24日時点
ホルモン剤と手術から子供を守るために、他の国々と協力して
英国
世界最大の小児科ジェンダークリニックのタビストックは、エビデンスが乏しく、有害なリスクがあるため閉鎖された。
スウェーデン
未成年者の性別肯定ケアから手を引く。
「未成年者の心理社会的ケアは基本的なものである」。
フィンランド
フィンランド人は、性同一性障害のための思春期ブロッカーに反対している。
フランス
スウェーデンとフランスは、性別が多様な若者に対する慎重なアプローチに戻る。
ノルウェー
「ジェンダーを肯定するケア」を「エビデンスに基づかない」と判断した。
後悔は現実のものとなる
- 最大20%が後悔している
- 性転換は効果なしと研究者が指摘
- 手術後に自殺で亡くなる確率は19倍
- reddit(アメリカの掲示板型SNS)のサブグループ「r/detrans」のメンバーは44,000人います。彼らは、全員が変更した性別を元に戻したり、性転換を取り止めたり、性転換したことに疑問を抱いたりしている。
- 性転換の中断や再変更の情報サイトSexChangeRegret.comへの訪問者数は200万人
- 後悔している人たちから私に送られてきた10,000通以上のメール
結果は現実のものとなる
思春期ブロッカーによる害
- 成長不全、肝障害、精神障害、骨格の損傷、骨の薄さ
- 不妊症、骨粗しょう症、心血管疾患。
- 子どもの脳の腫れ、視力低下(FDA、2022年7月号)
- 思春期を迎えることで、健康な脳と骨が育つ。思春期を迎えることで健全な脳や骨が形成されるため、思春期を阻害することによる影響は不明である(英国National Health Service、米国FDA)。
クロスセックスホルモンによる有害性
- テストステロンを服用している女性
- エストロゲンを服用する男性
手術の結果
- 男性の部位が永久に切除される。50%が経験する。
- 合併症は痛み、手術部位からの出血、性機能障害、排尿機能障害など。排尿機能障害の懸念
- 子宮摘出術は永久的な不妊症の原因となる
- 乳房を切除すると、母乳で育てることができなくなる
- 手術後10年間の自殺率は19倍
若者をどう助けるか
その原動力となるものを発見する。
根本的な原因や寄与者は以下の通りです:
- 幼少期の不利な体験(ACE)またはトラウマがある。
- うつ病など、精神的な問題の根底にあるもの
- 社会的伝染と同調圧力
- YouTube、Tumblr、Snap Chatなどのソーシャルメディア、ゲーム、ポルノ
カウンセリングを提供し、その影響を取り除く。
その答えは、「ジェンダー」療法ではなく、訓練を受けたトラウマセラピストによるトラウマ療法を提供することです。
「根本的な原因や寄与は、常に存在するものです。性別肯定療法(GAT)で消えることはありませんし、後悔の種になります。それに対処しなければならない。」
出典はこちら:ベシャールMら、性同一性障害のある青少年における心理社会的・心理的脆弱性:「原理原則の証明」研究、J Sex and Sex, Inc. J Sex and Marital Therapy 2017;43:678-688
自殺についてはどうでしょうか?
- クロスセクシャルホルモンや手術が自殺を防ぐという主張を支持する研究はありません。
- いくつかの研究からは、リスクが高まるという結果もあります。
- Suicide.orgによると、自殺の95%は未治療のうつ病やその他の精神的な問題によるものであるとしています。
心理学者のマイケル・ベイリー博士(ノースウェスタン大学)とレイ・ブランチャード博士(トロント大学)はこう言っています:
"科学的根拠から、「自殺を防ぐために性転換をする必要はない」"
精神医学のスティーブン・レヴィン教授はこう言っています:
"...性転換は、自殺の意図や脅威を無視するものであり、適切な対応ではありません。
...若い患者の人生のより大きな精神衛生と社会的文脈を無視するものである。"
10代の若者にホルモン剤や手術を与えることは、自殺願望を止めるものではなく、それを助長するものです。
私の物語は、幼少期のトラウマから始まった
私が4歳のとき、祖母は私に紫色のドレスを作ってくれました。
祖母は2年間、私を女装させましたが、両親が私たちの秘密を知ることになりました。
やがて、問題を抱えたティーンエイジャーの叔父が、そのドレスのことを聞きつけ、私をからかい始めました。
私をからかい始め、それがエスカレートして性的虐待に発展しました。
20代から30代にかけて、私は結婚して2人の子供を持ち、仕事も順調でした。
しかし、性の苦痛に対処するために私は次第にアルコールと薬物を乱用するようになりました。
40代になると、ジェンダーセラピストから、ホルモン剤と手術が必要だと言われました。
私は妻と離婚し、手術を受け、自らを「ローラ」と名乗るようになりました。
しかし、違和感が続き、自殺を図りました。
集中的なカウンセリングにより、私は幼少期のトラウマを解消することができ、性別違和の性同一性障害も解消されました。
8年間「ローラ」として生活した後、私はウォルトに逆移行しました。
現在、ディトランジションしたい人たちのお手伝いをしています。
以上です。
こちらのサイトも理解促進に役立ちました。
夢の効用
子供に対し、将来の夢を尋ねるのは定番の質問だ。
それすなわち「何の職業に就きたいか」という答えを求める問いである。
調査対象にバイアスがかかっているのは否めないが、なりたい職業ランキングの調査結果がある。
- マンガ家・アニメーター・イラストレーター
- 医者
- 学校の先生
- ユーチューバー
- 声優
まずは入り口として、志す職業を持つことは本当に大事だ。
そこに向けて戦略を練り、知見を高め、人とつながれるのだから。
それが夢の効用だ。
では、そもそも夢が無かったり、その職に就いて実現したいことがないとどうなるか。
答えは簡単で、つまらない。
夢が無いと、手の届く範囲の、お金のかからない遊びで人生を消費していくだけになる。
アニメ見たり、You Tube見たり、運動不足で不健康だから病院に行ったり。
ここで、なりたい職業ランキングを再掲する。もうこれ搾取されとるやん。笑
- マンガ家・アニメーター・イラストレーター
- 医者
- 学校の先生
- ユーチューバー
- 声優
別に、いわゆる仕事=週5日40hに限ったことでなくてもよい。
趣味、教養、宗教や政治も含めたボランティア活動。
目標に向けて準備をする過程があれば、人生は楽しくなると思う。
旅行に行く前が楽しいようなものだ。
(ま、仕事と夢が紐づいてて、さらに余暇に関する夢もあるのが一番いいと思うけど)
なんでこれを書いたかというと、最近、毎日がつまらないと自分が感じているからだ。
仕事は順調だし楽しみを見出すようにしているが、熱中しているわけではない。
休日は用事を済ますだけになっている。
だからこれをやる、という宣言をするわけではないのだが、まずはブログで思いの丈を書くことにした。
今年は表現の機会を増やしたいのでね。これが夢かなー。
受験の情弱になっている
子供が中学生なので、親としてはそろそろ受験を意識している。
ただ、住んでる場所は地元ではないので高校の偏差値どころか名前も知らない。学区、受験方式、指導要領など、何もわからない。というか、受験も何も、どこも通らない成績なのでまずは塾選びだ。
ちょっとググったら公式情報は出てくるが、サービス利用者(=在校生、卒業生)のリアルな声なんてものは無い。仮にあったとしても、自らの学生時代を思い返すと言語化能力や客観的視点の観点で信用できなさそう、と感じてしまう。
となると進学状況が検討材料になってくるわけだが、そもそも現在の高校(ここでは普通科)のカリキュラムが現代にマッチしているかというと、どうなんだろう。最近、高校に通ってないからわからないのだけど、古典や漢語なんて、まだ教えてるのかな?
などと考えると、現在に追随する動きが遅そうな公立よりも、少子化で熾烈な競争にさらされている私立のほうが魅力的に思えてくる。私立のカリキュラムとか知らないから、これもただのバイアスなんだろうけど。
受験のその先は?
やりたいことが明確なら、偏差値低かろうが、高校に進学せずに就職するなど、選んだ道に進むのは問題ない。信じた道を進めと。
ただ、うちの子はのほほんと生きていきたいようだ。だから、なんとなく普通科を選び、なんとなく大学に入ることだろう。
それもいいかもしれない。
なぜなら、現代の変化の激しさを見ていると、スペシャリストであるよりもジェネラリストであることのほうが職業人としての生存競争で生き残れるように感るからだ。
だって、ITエンジニアの技術がchatGPTで代用されるなんて、誰が想像した?
スペシャリストとしての知見は無駄にはならないが、ただひたすら垂直にスキルを掘るよりも、ある程度の段階で浅く(でもそれなりに深く)広いスキルや教養を身につけることが求められるように感じる。
従来からI型人材・T型人材と言われてきたが、その意味合いがまったく変わっている。IでもTでも、深さより広さが必要になってきている。
となると、広さ=教養を身につけ、どんな仕事でも役立つポータブルスキルを磨ける環境に身を置き、伸ばしていく必要がある。
とここまで書いてきたが、これは完全に自分に対しての言葉でもある。スマホやAIにネイティブな若者と戦う時代なんだなーと、おじさんはひしひし感じている。
ただ、若者には日本のおじさんではなくて海外の同世代との戦いを意識してほしい。ハングリーさが桁違いだぞ、きっと。
まとめ
すごく話がそれた。
親が受験の情弱だと、その被害は子供が受けることになる。ネット、学校、塾などで話を聞いて、よさそうな進路を選ぶ必要がある。そうして、よくはないと感じている現在の学校教育の歯車になっていくのだろう・・
TVを観るとバカになる。スマホを使うとバカになる。AIはどうだ?
TVを観るとバカになるという言葉がある。左翼偏向報道とくだらないバラエティ番組ばかりで、その通りだと思う。
もちろん、TVなりのよさもある。編集や企画においてYou Tubeを観るよりも良質なコンテンツが得られることもある。
ただ、全体としては、バカになるという結論はゆらがない。洗脳されるし、脳みそ使わなくなるので。自分の頭で考えられないなら観るべきではないし、観ていると無限に時間を捨てることになる。
政治の質は国民の質を表す。日本の政治の質の低さは国民の質の低さであり、その助けになっているのがTVだと思う。左翼の新聞もね。
スマホを使うとバカになるという言葉がある。これはスマホ脳という書籍があるので、浸透している部分は多少あろうか。特にSNSは心身を蝕む。
話がそれるが、現代の子供は生まれながらにスマホ、SNSが当たり前の社会に生きている。だから積極的に使わせるべきで、親が自分の経験を押し付けることは足かせになるからやめろという論調も見られる。
言いたいことはわかるし、そうだと思う部分もある。だが、何が有害なのか、人としてどうあるべきか、という自己が確立していない子供にスマホを持たせることが本当によいのか。
SNSや、もっと広く言うとITを使いこなせないことで被る不利益はなにか。一般的には、自分で人生を切り拓く力であり、もっと言えば収入を得る力だろう。ただ、それは人生で本当に大切なことがなにか、という軸を持った上の話だろう。
これは人生論であり、宗教観の話だ。死後にあの世に持って帰れるものは自分の心ひとつだ。閻魔様から見たときに、生前にどのような良い行いをしたのか。お天道様に恥ずかしくない生き方をしたのか。そういった宗教観や哲学を持たずに、かりそめであるこの世のツールでああだこうだしてもね、と思う。テクノロジーは人の役に立つために使うもので、あくまでそのための方便だ。
さて、AI。chatGPTのもたらす未来は魅力と驚異を感じさせる。
AIが地球上の支配者的位置にある人間や、もっというと神に成り変わろうとすることが危惧される。Twitterを眺めていると、AIをありがたがるインテリ層には信仰心や愛国心が薄い印象を持つ。完全に主観だけどね。ただ、本当にそういった人物がいて、そういった人物がつくりだし、もてはやす道具にはどういうスタンスで臨むべきか。自分は被支配者層にならないために多少の知識を得て道具を使いつつも、一定の距離を置きたい。
知能だけでなく、知性や人間性を高めるのが人生だ。
名探偵コナン「ハロウィンの花嫁」へのツッコミ
金曜ロードショーで劇場版名探偵コナン「ハロウィンの花嫁」を観た。
コナンの映画を観るのは初めてだ。
全体的にはツッコミどころが多くて、おもしろがる気持ちと覚めた気持ちとないまぜであった。
- コナン
- 光彦
- プラーミャ
- どうやって液体爆弾入のランタンを設置したんだ
- イベント実行委員会的なものに入り込んだのか。いやそれは旦那が気がつくような
- まさかの自力設置。これも旦那が気がつくだろう
- 渋谷区から許可を得て、かつ業者を使ったのか。それにしてもあの量の液体を入れたランタンがたわまないなんてことは無いだろ
- 液体爆弾を本物のスクランブル交差点で爆発させるには液体量がまったく足りないぞ
- どうやって液体爆弾入のランタンを設置したんだ
ところどころで非現実的な演出をつかって盛り上げたり、無理やりストーリーを実現させたりするところは、子供心が無いと観るに耐えない部分であった。
しかし、安室透というキャラには短時間ながら魅力を感じた。人気があるそうなので、それもうなずける。ついつい彼のプロフィールをググってしまった。
2023年4月~ コオロギ日記
コオロギ食の議論がかまびすしいので、記録を残すことにする。
コオロギ食に懸念や忌避感がある人に対して現役大臣が陰謀論者呼ばわりするなど、新型コロナウイルスのときのような構図になっている。
反mRNAワクチンやウイルス起源の武漢流出説のように、オールドメディアが報じる情報を鵜呑みにせずに自分の頭で考えることができる人は少数派なので、異端扱いされる。
ただ、主流だったワクチン推進は今や副作用や後遺症、感染の拡大といった情報がようやく報じられるようになっている。ファクトを元に考えろ、陰謀論だ、と言って大勢に従わない人を見下していた識者という名の愚者は、どう責任を取るつもりなのか。
数年後に今を振り返ったときにどっちが正しかったのか、楽しみである。
コオロギに肯定的な情報
河野太郎
コオ野太郎さんは。コオロギがお好きなようです。
消費者及び食品安全担当でもある河野デジタル担当相は質問に、「陰謀論者がSNSでコオロギの話を随分拡散しているようで、かなりデッチ上げの投稿が多数見られている」と答弁。「私もそれに巻き込まれて随分、迷惑をしている」などと主張した。
ちなみにTwitterでコオロギと検索するとこうなる(2023/04/02)。
コオロギに否定的な情報
イタリア政府
イタリア政府、培養肉を禁止する法案を支持 食文化の保護が理由
2023年3月30日
政府はこの法案と併せ、コオロギやイナゴなどから作られた粉をピザやパスタに使うことを禁じる、さまざまな命令も策定している。